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先生のおかげ、及び先生の誕生日

 次男は中3までヴァイオリンを習っていた。といっても、宿題の曲を一日に1回弾くだけのナマケモノの生徒だった。でも先生は厳しくて、基礎の基礎を本当にみっちり仕込んでくださった。本人は悔し泣きをすることもあったが、あんなに呑気な生徒を丁寧に指導してくださったことに感謝である。
 さて、受験でヴァイオリンを辞めて、高校に入ったら毎日10時過ぎまで帰ってこない部活で、当然ヴァイオリンは立ち消えになっていた。1年生の間、夏休みまでに、試験前で早く帰ったり休みだったりしたときに3回だけ、ヴァイオリンのケースを開けた。そのあとは、いろいろ忙しいという言い訳で、ヴァイオリンはピアノの上に置き去りだった。
 しばらく前、音楽の時間に「カントリーロード」を歌ったとかで「お母さん、カントリーロードのヴァイオリンヴァージョンの楽譜、ある?」と聞いてきた。アニメ「耳をすませば」で、ヴァイオリン製作者志望の男の子が工房で弾いてみせる、アレである。事務所にあったのをコピーして手渡した。「ふ~ん」と放ってあったのだが、今、足の肉離れで通院のために早帰りしたりで、ちょこっと時間がある。「ヴァイオリン、弾こうかな?」と取り出した。とりあえず、前に弾いていた曲を弾いてみた(こういうとき、呼びつけられて、私が伴奏を弾く)。クライスラーの「前奏曲とアレグロ」とモンティの「チャルダッシュ」、すごく遅くなったり弾き直したり、でも「思ったより弾けた」と本人もびっくり。殊勝にも「やっぱ、これはオレじゃなくて、先生のチカラだな。」とのたまう。本当に、みっちりきっちり教えてくださったおかげだと、私も思う。
 「カントリーロード」も練習し始めた。以前習っていたときはいつでも1回練習だったのに、まずいところをさらい直して何度も弾く。「ヴァイオリンを弾けるって、友だちの前でひけらかすつもりはない」「特に、クラシックの、友だちが知らない曲なんか、弾かない」そうだが、「『カントリーロード』は、ちゃんと弾けたら聞かせてもいい。」と言う。そんなものか。
 去年の夏休みから1回も弾いていなかったけれど、趣味として弾くのはまんざらでもないらしい。そして、本当にたまにしか弾かなくても、そこそこ楽しめるのは先生のおかげ、と思っているのも確かである。誰にも強制されずに弾くヴァイオリンは楽しそうである。実は、今日は先生の誕生日。お祝いのメールもプレゼントもしなかったけれど、高校生の男が、先生に感謝しつつヴァイオリンを弾いていました。先生、本当にありがとうございます。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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