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「ビーバー族のしるし」

 こだまともこさんの訳ということと、本当に残念なことに今年逝去なさった沢田としきさん(私と同じ年である)の絵ということで、早速読んでみた。今年の中学校の課題図書である。bi-ba-.jpg大開拓時代、インディアンの土地だった場所に家を建て、家族を迎えに行った父親に留守番を任され、ひとりぼっちで森の中で待ち続ける少年の物語。手紙も電話もない場所で、いつ来るかわからない家族を待つ13才の少年がインディアンの少年と出会う。
 読後じんわりとする話だった。白人とインディアンのどちらの立場も描かれていて、やりきれない気持ちにもなる。その対立よりも少年たちの交流が焦点になっていることが、気持ちよく読める要素かと思う。
 実話を根底においた小説らしいが、だがしかし、現代の子どもたちが、ひとりぼっちで家を守り畑を守り連絡もとれない家族を待ち続けるなんて、考えられないことである。「豚の死なない日」の少年もそうだが、現代の子どもたちは、このような子どもの話を読んでどう受け止めるのだろうか?課題図書のありようにも、いろいろ考えさせられた。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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