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「ロジーナのあした」

 「金鉱町のルーシー」「アリスの見習い物語」と邦訳されていたカレン・クシュマンの新作(といっても、去年出版されている)を見つけたので、早速読んだ。roji-na.jpeg宮崎駿の映画ではないが、「の」のつく題名ばっかりの作家ですね。
 移民の両親が死んで孤児になったロジーナが、里親を探すための孤児列車に乗せられ西部に向かう物語である。クシュマンの小説ではどれもそうだが、脇役も含めて登場人物がとっても生き生きしている。たくさんの人たちと出会い、いろんなことを感じ、考えながら少女が成長していく。今までのクシュマンの作品と共通しているが、恵まれない境遇の女の子でも、自分なりのやり方で前に進んでいく、気持ちのよい話だった。
 それにしても、「善意の国アメリカ」で、もらいっ子をしたい人たちに会わせるために、孤児や育児放棄された子どもたちを集団で移動させ、現地で出会った人に手続き一つで引き渡す孤児列車が実際に存在したなんて知らなかった。作者も書いているが、孤児列車に乗ってもらわれていった子どもたちが、人手不足を補う働き手としてではなく、家族の一員として愛されかわいがられたことを祈るばかりである。
 余談だが、この本に載っているアメリカの地図、私の高校時代の友人が書いていた。懐かしい名前に思わずびっくり。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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