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「ハティのはてしない空」

 今日は、三重県でコンサートだった。三重県と言ってもほとんど和歌山県(?)。昨日名古屋から4時間以上かけて尾鷲(おわせ)にたどり着いた。途中、乗り換えの「多気」という駅には何もなかった。
    111217_1702~01
 乗り換えの駅のまわりがこんな感じ。ここで40分以上待つ間に日没となった。ワンマン電車は走ったり、止まったり(単線だから)、まったりと進んで、尾鷲に到着した。
 帰りは、前日の滋賀のコンサートからレンタカーでやってきたダンナたちと名古屋まで車で戻った。そのほうが、1.2時間に1本という電車(もとい、ディーゼルカーである)より早かった。

 さて、新幹線や電車にいっぱい乗ったおかげで、本を読む時間があった。図書館で借りた「ハティのはてしない空」。私は「ニューベリー賞」オナーというのに弱いのである。
         Hattie.jpg
 孤児のハティが、会ったこともないおじさんから受け継いだ土地に入植して、(杭を480本立てる、東京ドーム3つ半分の土地に作付けをする)条件をクリアして、自分の土地を持とうとする物語である。ハティは16歳。おじさんが残した3m×4mの小屋(家?)に住み、一人で困難を乗り越えて行く。結末は100%のハッピーエンドではないが、成長したハティの姿に読者の誰もが明るい未来を感じられると思う。
 内容的には、16歳の娘があまりにもセキュリティの不完全な状態で一人暮らしができたのか、という最大の疑問は残った。敵対する者やら、無法者やら、危ない相手はたくさんいたはずである。物語のように安全に暮らせるはずはない、と、とにかくはらはらした。
 だが、自分で自分の場所を確保しようというする意志、タフネス、なかなか読者を元気にしてくれる物語だったと思う。暗い状況でもユーモアを失わない、隣人のためにできることを惜しまない、大切なものを見失わない、気持ちのよい小説だった。
 こういう話こそ、今の日本で安穏と暮らしている高校生たちに読んでもらいたいと思うが、そういう人たちこそこんな本には見向きもしないだろうなあ。
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地名が懐かしいので

思わずカキコ。
私の実家はまだその先にありまして。あと1時間半位かな。
尾鷲はそのあたりでは都会なんですよ~。
何せ尾鷲「市」ですから。
名古屋からは特急に乗るのが普通。ただし、3~4時間に1本。
これまで実家に帰るのは、上信越~長野~中央~名古屋環状~東名阪~伊勢~紀勢と高速道路、その後R42をひたすら走ってましたが、片道9時間強の一人運転(亭主は運転しない)がしんどくなって、最近では新幹線+近鉄特急、津あたりでレンタカーを借りる、という手段に落ち着きました。
でも、何度帰っても遠いなぁと思いますね。
亭主は実家のあたりを「本州最後の秘境」とのたまいますから。
お疲れ様でした。

海が近くていいところですね。

実はお近くかなあと思ってたんですよ。コンサートは紀北町海山というところのホールでした。後から来たメンバーは名古屋で2時間以上時間をつぶして特急に乗ったそうです。尾鷲に泊まったのは、ビジネスホテルがあったから。
帰る途中、山肌が崩れ落ちたような場所がありました。台風の影響でしょうか?

和歌山では、御坊で来年の夏休み中に鑑賞会の予定があります。遠いんだけど、関西弁の雰囲気はとても好きです。

でも、私は免許がないので、ああいうところではほとんどダルマさん状態です。
プロフィール

しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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