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ハハはえらい

 ずいぶん前に、近所のスーパーの入口にペットボトルのキャップを集める容器が設置された。キャップをためると、どこぞの国で子どもたちにワクチンを接種するのに役立つそうである。設置された当時、ペットボトルから外したキャップを『ポン!』って1個ずつ入れるように、容器の蓋にはキャップサイズの穴がいくつか空いていた。
 ある日、私がスーパーに行ったとき、長男と同級生の男の子を持つ知り合いが、その容器の蓋を「えいっ」とねじって開けているのに遭遇した。つまり、1個ずつ入れる入口だと、まとめて持ってきたキャップを入れるのに手間がかかりすぎるから、蓋そのものを外してキャップをがばっと入れようとしていたわけ。そのお母さんは、キャップをためるとどこぞの子どもの役に立つと知って、自宅でペットボトルのキャップをためて、スーパーに持ってきたわけである。自分の子どもはとっくに大きくなっているのに。

 そうやってまとめて持参したキャップを入れるには1個ずつの穴は不便すぎるので、最近では容器の蓋は外されている。

      kyappu

 持ち寄ったキャップを移すのが面倒で、袋ごと置き去る人もいる。
 この容器をデザインした人は、ペットボトルの飲み物を飲んで、たまたまそのキャップをこれに入れてくれるといいなと思ったんだろうが、世の中のお母さんは、家中のペットボトルのキャップを外しまくって袋にためて、買い物ついでにスーパーに持って行って、この容器に入れているのである。

 ペットボトルキャップに限らず、お母さんたちは「これをためると世の中のためになりますよ。」と言われれば、たいがいのものをきちんと処理する。そもそも分別ゴミだって、段ボールや新聞紙に始まってプラゴミも金属ゴミも空き缶も、きちんきちんと分けて収集日に出したり、牛乳パックなら洗って切り開いてスーパーに持参する。うちの子どもたちが通っていた小学校では、アルミ缶のプリングを集めると車椅子になるということで、缶ビールやチューハイを飲むたびにプリングをカクカクして外して集めている。私も「うちで出す分だけで、1度は車椅子が買えちゃうかもね。」と言いながら、家族の分もプリングを集めている。町会の少年ソフトボールなどの打ち上げでも、お手伝いのお母さんたちが、片付けのときにペットボトルキャップやプリングをせっせと外しては持ち帰る。
 
 お母さんってまじめでえらいと思いませんか?それなのに、父親ときたら「これとそれは分けて洗って、なんてややこしいことを言うなら、ゴミを捨てるのは面倒だから手伝いたくない。」なんて平気でのたまう。お母さんたちだって、ややこしくないとか面倒じゃないと思ってはいない。でも、必要だから、世の中の役に立つからと、せっせと分別しているのである。まあ、お金を出せと言われても無理だけど、「タダ」のものを集めたら役に立つなら、と思うのも事実である。
 お母さんたちは、それだけお金を大切にし、世の中の役に立つためにがんばっているのである。
 ハハ、ばんざい!
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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