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ごめんなさい

 大津市で自殺した中2の男の子に関するニュースには、胸を締め付けられる。

 暴行を受けて、お金を奪われて、部屋を荒らされて、行き場もなすすべもなくなって「もう死ぬよ」と言うしかなかった少年の胸中を想像しちゃいけない、あまりに哀しすぎて、涙が止まらないから。でも、本当は、死んじゃいけなかった。絶対に死ぬべきじゃなかった。死ぬことで訴えるのは間違いだった。それでも、死ぬしかなかったのもわかるから、やりきれない。

 特にうちの末っ子も同じ中2だし、身につまされる。

 小学校時代、校庭で遊んでいたサッカーで、一人の男の子が娘をターゲットと呼んで、友だちをそそのかして体を狙ってボールを当て続け、顔面にぶつけ、手を強打して突き指して娘はとうとう泣いてしまった。「ターゲット、ターゲット、」と繰り返し娘にボールを狙い続けたそうである(校庭で遊んでいた他の子にも確認した)。一緒にいた次男が「てめえら、何やってるんだよ!」と、とうとうぶち切れ、「あ、そろそろ塾の時間だから。」とあわてて帰って行った男の子の親は、1年経っても「たまたま蹴ったボールが当たって娘が泣いたのに、おおごとになって。」とまわりに言いふらしていた。

 「ボールをぶつけられて、顔もぶつけられて、でも、だいじょうぶ、だいじょうぶ、って笑ってがんばってる姉ちゃんに、それでも狙ってボールを蹴ってくるヤツが許せなかった。そんなの、見たくないんだよ。」と、帰ってきた次男は泣きじゃくった。彼がそういうふうに泣いたのは、あとにも先にもその時だけである。

 その相手の男の子が、教室でも娘が掃除のときに動かした彼の机を「ばいきんがついた!」とベランダに出したり、「くさい」「うざい」と言い続けていたことは、たぶん親は知らないんだろう(そういうこと一つ一つを、保護者に報告する担任でもなかった。もしかして気付いていなかった?)。
 彼は中学受験して名門中学に合格したから、今ごろ有名大学に通っているんだろうな。
 ついでに言うと、娘の担任は、娘の上履きに画鋲が入っていたり砂まみれになっていたり、「あんたは20m後ろを歩きなさい!」と命令した同級生のことも知らないと思う。

 今回、「うちの子は仲良くプロレスごっこをしていただけなのに」と保護者説明会でまくしたてたという母親、言い訳が全く同じなので、思わず家族で笑ってしまった。

 私が言いたいのは、いけないことをしてしまった子どもを持つ親は、まず最初にごめんなさい。」と子どもと一緒に謝るべきだということである。自分の子どもが失敗してしまっているんだから(失敗は誰にでもある)、言い訳はせずに親が最初に謝るべきである。インターネットでは、今回の大津の加害者の親が自分の子どもをかばって開き直る状況とかが、人権無視で書かれている。このようなバッシングは明らかに間違った報復である。
 が、子どもの名前や写真、親の職業、担任の先生の写真や出生までばらまかれてしまったのは、潔く謝らなかったからとも言える。世の中には、けつまくって「ごめんなさい。」と言わなければならないときがあるのである。
 悪いことをした子どもをきちんと叱らず、「うちの子は悪くない」とかばうことが、結局は子どもも親も追いつめてしまう。
 謝らなくて墓穴を掘っているのは、中学校も教育委員会も同様である。

 殴ることも、お金をとることも、「いじめ」というフィルターをかけなければ犯罪である。学校も教育委員会も、保身に必死になって肝心なその点を看過している。自殺と関係あるかないかはわからないが、犯罪が存在したのは間違いない。とりあえず、その犯罪を見過ごさずに立証してほしい。
 悪いことをしたら相応の罰を受ける、それが安心できる社会である、ということを証明することが、渦中の中学校に通う子どもたちにも、唯一の納得のいく結論なんじゃないだろうか。

 とにかく、失敗しちゃったときには「ごめんなさい」って言おうよ。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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