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ノリー・ライアンの歌

 「ホリー・ウッズの絵」でわりと気に入ったパトリシア・ライリー・ギフという作家の「ノリー・ライアンの歌」を読了。19世紀半ばのアイルランドで、空前のジャガイモ飢饉のため、家族の崩壊・飢え死にの危機に瀕した少女の物語である。31090279.jpg
作者は当時の貧困のためにアメリカに移住したアイルランド人であるということで、思い入れの強い作品になっている。
 構成が甘いとか、訳に問題アリとか、ネットではいろいろ書かれていたが、私はけっこう感動した。絶望的な状況でも、何とか生き延びよう、弟を守ろう、という主人公の想いがひしひしと伝わってくる。後書きや注釈をつけなくても、作品自体と作者の後書きだけで伝えたいことは語り尽くせたと考えた訳者の気持ちもわかる。日本の子どもには縁遠い話だし、アイルランドの歴史的背景についての知識が不十分でも、本当に困った状況で前を向いて進もうとする少女の気持ちと行動に、感じるところは多いのではないか?
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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