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イチローが素振りにこだわるのはなぜか?

 月初には、末っ子の小学校、次男と娘の各中学校から、学校便りが発行される。それぞれの校長先生のエッセーが載っていて、その個性がよくわかって面白い。
 昨日次男が持ち帰った学校便り。校長先生のお言葉は「イチローが素振りにこだわるのはなぜか?」というタイトルだった。「文武両道」を目指す中学校として(たいがいの中学校や高校は、これを掲げていると思うけれど)、どう考えていくべきか、というテーマだったが、両者とも「基礎が大切」ということの例として、伊藤真著『夢をかなえる勉強法』(サンマーク出版)を引用していた。
「勉強で大切なのは、繰り返し反復すること、つまり基礎練習である。~中略~
 タイガーウッズは練習の虫だという。普通の選手なら飽きてしまうような基本の練習を飽きずに何百回でも出来る。それが彼の才能であるということを何かに書いてあった。イチローも同じだ。誰よりも早く球場に来て、素振りの練習を徹底してやる。凡人ならば辟易してしまうくらいの練習量を、イチローは黙々とこなすという。一流のアスリートと呼ばれる人たちは、このように基礎練習を飽きずに繰り返せる人たちだと私は思う。
 しかし、なぜ彼らはそれをできるのか。それは彼らが基礎の重要性を知っているからだろう。基礎を徹底して血肉化していくところからしか、次のステージには上がれない。そのことを、経験を通して知っているからに違いない。」
 思わず、次男とこれについて語り合ってしまった。サッカーで試合の練習とシミュレーションはもちろん大切である。でも、状況判断が正しくて、こう動こう、こんなパスを出そうと思ったとして、考えたとおりに動ける身体を作るのは、自分の努力でしかないでしょ、と。難しいようだけれど、自分の身体を「どう作る」かは、自分の機能のどこがどう使われて、何を強化すればいいのかを考えながら、自分で鍛える以外にない。
 ピアノも同じ。今弾いている曲をしっちゃかになってさらっても、それだけでは上達の速度は上がらない。面倒なようでも、ハノンや練習曲のような基礎練習を繰り返すことが、結果的には「自由に動く指」を獲得する早道だと思っている。だから、ピッシュナの1~4番とハノンのスケール全調を毎日弾く。決してこれが「好き」なわけではない。でも、時間がなくて「譜読みしかやってられな~い!」と思っても、我慢で基礎練。もとより私に大したことができるとも思えないが、日頃から生徒にも言っているとおり「才能のある人が、人より長い時間ていねいに練習するのに、凡人がそれよりさぼっていちゃ何も起こらない。」と自分に言い聞かせる。
 だから、校長先生のお言葉を、次男のためじゃなく自分のためにかみしめて、今日もちょっとだけがんばった。ほんとにちょっとだけだけれど。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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