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「小さき者へ」「きみの友だち」

 重松清さんの本を、続けて二冊読んだ。「小さき者へ」は文庫本を買ったが、「きみの友だち」は図書館で予約した。私の後にも予約者が続く人気の本である。
 「小さき者へ」の中では「団旗はためくもとに」が何と言ってもよかった。お父さんのけなげさがにぐっときた。世間から言えば「不出来な娘」に対する心情も、痛いほど伝わってくる。子どものことを書いているようで、おとなを描写しているのね。
 「きみの友だち」は、私の中では、重松さんのベストと思っている「半パンデイズ」の次にくるかな。後半は、もう涙なしには読めない。久しぶりに「お気に入り」に載せようかと思っている。31606944.jpg
ラストは甘すぎると思うし、主人公恵美ちゃんの弟とその友だちは、『できすぎくん』なスーパーボーイたちで「これは、いくらなんでもやりすぎじゃない?」と思うけれど、でも本当によかった。昨今の話題をさらっているいじめについての話もあって(重松さんは「ナイフ」とか前から書いているけれど)、クラスの中の「みんな」の怖さや、それに翻弄される「いじめられっ子」「いじめっ子」もよく書かれている。普通の小説ではぜ~ったいに主役になれないような人物も取り上げたり、基本的には(うちの次男だったら「お母さんの薦める本は、ず~っと暗い話ばっか!」とけなしそうな)悩み多き物語なんだけれど、読後感はさわやかである。
 子どものための本ではないが、中高生なら読んでもらいたいかな。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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