スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピンクの神様

 「非・ハーモニー」とか「非・バランス」とか、魚住直子さんの書く主人公は、斜に構えてちょっと甘ったれている気がして苦手だったのだが、「象のダンス」を読んだとき、初めて「おっ!」と思った。
 この「ピンクの神様」は図書館に予約してやっと順番が回ってきて読んだ。魚住さんが初めて(?)おとなのために書いた短編集である。06214788.jpg読んで、がび~ん、とても気に入った。自分で考えながら生きていくそれぞれの主人公が、ささやかなエピソードのあと、少しずつ成長していく物語である。ああ、そうだよなあ、とうなずけるリアルなエピソードの積み重ねが、等身大の主人公を親しみやすいものにしていると思う。
 ヤングアダルトの小説って、偏見に満ちて言うと「鈍感でわかってくれないおとなや社会に傷ついて、世の中の理不尽に耐えきれない繊細な主人公」という構図が一般的なようだが、この「ピンクの神様」は、おとな社会にも一分の理を認めながら一皮むけるという話が多くて、おおいに共感できた。かなりオススメできると思うので、チャンスがあったら読んでみてください。私も、買おうかどうか悩んでいます。
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ピンクの神様 魚住直子

児童文学の人気作家が初めて贈る大人たちへの7つの物語。ひとから見たらささいなこと、でも自分には大切なこと。人生は、そんなトラブルに...

コメントの投稿

非公開コメント

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
プロフィール

しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。