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グラン・モーヌ

 アラン・フルニエが書いたこの本の日本でのタイトルは、いろいろ。「グラン・モーヌ」はフランス語で「大きなモーヌ」つまり「でかのモーヌ」くらいの意味だと思う。「モーヌの大将」「グラン・モーヌ」そして「さすらいの青春」などのタイトルで出版されている。最近も長谷川四郎さん名訳の新刊が出た。私は旺文社文庫の田辺保訳、岩波文庫の天沢退二郎訳を持っている。以前は映画「さすらいの青春」の写真がいっぱい載っている角川文庫版もあったような気がする。
さて、この本、一部の年配の男性にはバイブルのような本らしい。青春の1冊を挙げるようなとき、必ず誰かが取り上げている。「モーヌの大将」と呼ばれる威勢のいい転校生と「ぼく」との友情、冒険、憧れの女性といった青春小説。大学生のころ読んだとき、ふわふわ夢のような小説だなあと思ったが、今読み返すと、とても懐かしい感じがする。
 作者のアラン・フルニエは1913年にこの小説を出版し、第1次世界大戦で27歳の若さで戦死した。日本では第2次世界大戦前に訳されて紹介されたようである。1969年「さすらいの青春」というタイトルで映画化された。先日ケーブルTVで放映されたので、必死でビデオに納めた。映画を見るのははじめてだった。
 余談だが、全音から出ていた「ドビュッシー小曲集」。「夢想」(Reverie)という曲のところに「モーヌの大将」というイラストがついていた。この曲が作曲されたのは1990年だから接点はないはずだが、誰がこのイラストを選んだのかな?あまりにもぴったりで脱帽。残念ながらこの楽譜、誰に貸したのか戻ってきません。
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しおん

  • Author:しおん
  • 4人の子どものうち、1人は結婚し孫もできました。まだまだ子育ては続きますが、日々格闘しながら、ピアノと向かう毎日。大好きな本のこと、ベランダの緑、趣味の手芸もご報告していこうと思っています。
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